Date:2015.6
7年のジャーナリスト経験を経て、南スーダンへ。フィールドワークの面白さは、想定外のことが起こること。
村橋 勲 さん (博士課程)
7年のジャーナリスト経験を経たあと、博士課程から大阪大学人類学教室に入学してきた村橋勲さん。アフリカ・南スーダンで紛争後の社会について調査を行っています。村橋さんに、社会人経験後に博士課程に入ったきっかけ、具体的なフィールドワークの面白さや魅力について聞きました。なぜ専門に人類学を選んだのですか?
どんな研究テーマで研究をしていますか? それを研究しようと思ったきっかけはなんですか?
フィールドワークや研究の醍醐味は何ですか?
阪大人類学研究室のいいところはなんですか?
阪大人類学には4人の指導教官がいますが、ゼミでは、自分の指導教官だけでなく、それぞれの教官から指導を得られる点がいいところではないでしょうか。研究では自分の興味、関心はなにより大切ですが、人類学についてより幅広い知識を身につけることも必要だと思います。現在の状況:
村橋さんは、2017年4月から日本学術振興会特別研究員PD(受入機関は京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)をしています。
2019年3月には、南スーダン難民の社会生活について博士論文を執筆し、阪大から博士号を授与されました。
その後も、東アフリカで移民・難民に関する研究を続けており、ヒトの移動とインフラ、移民・難民が集住する都市的空間の形成などに関心をもって調査を行っています。