伊東未来
いとう みく

都市、諸集団の共生、観光化、イスラームの多様性、交易、ソンガイ、西アフリカ

研究課題
西アフリカにおける伝統的都市の人類学的研究
研究関心
歴史をもち現代を生きる同時代のアフリカ
対象地域
マリ、ブルキナファソを中心とした西アフリカ
研究内容
西アフリカにおける伝統的諸都市のネットワークが歴史的にいかに形成され、現在に生きられているかを研究している。
研究業績

〔著書〕

2015 「ジェンネ」「ソンガイ」「布」「食事」「女の一生」「音楽」「コーラン学校」竹沢尚一郎編『マリを知るための60章』明石書店(印刷中)。

2014  『マリ共和国ジェンネにおけるイスラームと市場』(砂漠化をめぐる風と人と土 フィールドノート2、田中樹 監修)、総合地球環境学研究所、68頁。

2011 『ジェンネの街角で人びとの語りを聞く』(ブックレット《アジアを学ぼう》別巻)風響社、54頁。


〔学術論文〕

2014「ソルコ――ジェンネに暮らす河の民」中村亮・稲井啓之編『アフリカ漁民の世界』 (アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明研究叢書9)名古屋大学文学研究科比較人文学研究室281-301頁。(査読なし)

2013「多民族都市ジェンネの人類学的研究」大阪大学大学院人間科学研究科、2013年3月。(博士学位論文)

2009 「社会に呼応する同時代のアフリカン・アート――マリ共和国のアーティスト集団カソバネの実践を事例に――」『アフリカ研究』75号、17-28頁。(査読あり)

2009 「イスラーム「聖者」概念再考への一考察――マリ共和国ジェンネの聖者alfaを事例に」大阪大学大学院人間科学研究科『年報人間科学』第30号、83-100頁。(査読あり)


〔その他の商業誌における解説・総説等〕

2015 コラム「ティナリウェン」「ナ・ハワ・ドゥンビア」竹沢尚一郎編『マリを知るための60章』明石書店(印刷中)。

2013 「解説」Vieux Farka Toure CDアルバム『Mon Pays』日本版。

2010 「世界の葬送事情―マリ共和国」『再生』(NPO法人・葬送の自由をすすめる会会報)76号、30-33頁。

2010 「泥のモスクは誰のもの」『月刊みんぱく』第34巻12号、22-23頁。

2006 「アフリカンプリントのある風景」吉本忍編『更紗今昔物語――ジャワから世界へ――』千里文化財団、94-95頁。

口頭発表

〔学会発表〕(査読付き)

2014 “‘We are business woman.’ :West African Women Merchants doing business in Bamako,. Paris, Dubai”, IUAES (International Union of Anthropological and Ethnological Sciences) Inter-Congress 2014, Makuhari-Messe.

2012 「「近代化」に追いやられる哀れなジン――マリ共和国ジェンネのイスラーム精霊信仰の変遷」日本文化人類学会第46回研究大会、広島大学。

2012 「近代化とジン」 第49回日本アフリカ学会学術大会、国立民族学博物館。

2011 「「都市民」の村落への季節労働―マリ共和国ジェンネを事例に―」第48回日本アフリカ学会学術大会、弘前大学。

2010 「マリ共和国ジェンネの大モスク改修について」第47回日本アフリカ学会学術大会、近畿大学。

2008 「アソシアシオンの結成と年齢集団の復興―乾燥化以降のマリ共和国ジェンネの事例」第45回日本アフリカ学会学術大会、龍谷大学。

2006 「マリ共和国の泥染め布ボゴランの近代化」第43回日本アフリカ学会学術大会、大阪大学。


〔研究会・シンポジウムでの発表〕

2014「再配分としての季節労働」国立民族学博物館共同研究会「再配分を通じた集団の生成に関する比較民族誌的研究」(2014年10月25日)、国立民族学博物館。

2014「マリ北部における古文書の救出運動」総合地球環境学研究所「砂漠化をめぐる風と人と土」プロジェクト2013年度研究成果報告会(2014年4月19日)、総合地球環境学研究所。

2013 「多民族都市ジェンネの人類学的研究」日本文化人類学会近畿地区懇談会(2012年度博士論文・修士論文発表会)、国立民族学博物館。

2012 「隣人としてのマラブー」総合地球環境学研究所「砂漠化をめぐる風と人と土プロジェクト」第3回イスラーム研究会、総合地球環境学研究所。

2012 「都市ジェンネのイスラーム」総合地球環境学研究所「砂漠化をめぐる風と人と土プロジェクト」第2回イスラーム研究会、総合地球環境学研究所。

2012 「多民族間の横断的紐帯としてのイスラーム――マリ共和国のモスクの化粧直し」国立民族学博物館共同研究「映像資料を活用したイスラームの多様性に関する地域間比較研究」国立民族学博物館。

2012「ニジェール河内陸三角州における生業と民族」第2回 アフリカの紛争と共生セミナー、京都大学。

2010 「マリ共和国とはどのような国なのか」『青少年のための国際理解教育の祭典』(国立民族学博物館共同研究プロジェクト「小・中学校、高等学校の国際理解教育の理論と実践に関する研究」公開フォーラム)信州大学。

2010 「異なることの共同力―マリ共和国ジェンネを事例に」第6回松下国際スカラシップフォーラム、東京大学。

2008 「各国報告・マリ」『アフリカにおける文化遺産の危機と継承―記憶の保存と歴史の創出―』(日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業公開フォーラム)、国立民族学博物館。

2008 "Mali: The Case of Djenne", Symposium: Preserving the Cultural Heritage of Africa: From Memories to Histories, National Museum of Ethnology, Osaka, 1st March 2008.

2006 「西アフリカの泥染め布・ボゴランの近代化―マリ共和国における布を通じた「われわれ」の文化形成―」日本文化人類学会近畿地区懇談会、京都大学。

調査歴
2015年2月:ブルキナファソ
2014年2月~3月(1か月):マリ共和国バマコ
2012年1月~2月(3週間):マリ共和国バマコ
2010年12月~2011年1月(7週間):マリ共和国ジェンネ
2009年3月~2010年2月(12か月):マリ共和国ジェンネ
2007年2月~2008年2月(12か月):マリ共和国ジェンネ
教育歴
2011年9月~現在 関西大学非常勤講師(担当科目「人類学入門」「イスラム社会を考える」)
2014年9月~現在 龍谷大学非常勤講師(担当科目「現代エスノフラフィー論」)
経歴
2013年4月 日本学術振興会特別研究員(PD)、南山大学客員研究員
2013年3月 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了
2006年3月 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程進学
2003年4月 大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程入学
2003年3月 九州大学文学部人間科学科卒業